5人制野球(ベースボール5)の基本ルールを解説!手打ち?野球との違いは?

ベースボール5

5人制野球(ベースボール5)の基本ルールは?
野球やソフトボールとの違いは?

これらの疑問にお答えします!

稲村亜美さんが日本代表に選ばれた事で話題の5人制野球(ベースボール5)

追記:稲村亜美さん所属チームが大会参加規約を満たしていないとして代表権が取り消されてしまいました。残念!

始めて聞いた!なんて人も多いのではないでしょうか?

ここでは5人制野球(ベースボール5)の基本的なルールと解説していきます!

目次

5人制野球(ベースボール5)とは?

引用 https://www.wbsc.org/ja/news/baseball5-added-to-dakar-2022-sports-programme

5人制野球とは正式名称『ベースボール5』といいます。

野球を原型として2018年に考えられた野球・ソフトボールに次ぐ第3のスポーツです。

言わば、野球やソフトボールの『簡易版』です。サッカーでいう所のフットサルのようなものですね!

考案された背景として、野球やソフトボールの発展のために人口密度の高い地域でこれまでのいわゆる『野球』『ソフトボール』が出来ない場所に住む子どもや若者をターゲットにしており、この5人制野球(ベースボール5)が今後の野球、ソフトボールの発展に繋がるようにと考えられました。

もっと野球を広めたい!と思っていたフランスの野球ソフトボール連盟の会長がYouTubeで「street baseball」と検索したところ、キューバで道具を使わず素手で打つ遊び感覚の野球(クアトロ・エスキーナス)の動画を見つけた事が始まりだそう!

つまり5人制野球(ベースボール5)はフランス生まれのスポーツという訳ですね!なんだかオシャレ 笑

5人制野球(ベースボール5)のルールは?

チームメンバーは5人 5イニング制

正式名称であるベースボール5の名前の通り、プレー人数は5人!

さらにその5人の構成として男性2人以上、女性2人以上と定められています。

つまり後1人は男女どちらでも構わないという事です。

ちなみに男女混合で行われるスポーツを『ミックススポーツ』と呼ぶそうです!

大会や試合によっては男性のみ、女性のみの場合もあるので注意!
※公式国際大会では男女混合

さらにイニングは5回になります。

こちらも名前の通りですね!

5回終了時点で同点であればタイブレーク方式の延長戦になります。

コールドゲームのルールも存在します!3回終了時点で15点差がついている、4回終了時点で10点差がついている場合はこのルールが適用されます!

野球はチームメンバー9人、イニングは9回なので比較すると規模感はだいたい半分くらいの感覚!

この違いが手軽に始められる理由の1つなのですね!

フィールド

引用 https://baseball5.wbsc.org/documents/baseball5-field.pdf

塁間が13メートル。

フェアゾーンは18メートル×18メートル。

バッターボックスは3メートル四方で本塁後方にあります。

一塁にはベースが2枚置かれています。

野球のフィールドではピッチャープレートとホームベースの距離が18.44mです。

つまり5人制野球(ベースボール5)は最大でも従来の野球のピッチャーとバッターとの距離ほどのスペースしか使わないという事ですね!

いかに狭いスペース、限られた場所でプレイ出来るかがお分かりいただけたと思います!

バッティング

ここ!かなり特徴的です。

野球であればピッチャーが投げた球をバットで打ちますが、5人制野球(ベースボール5)では自らトスしたボールを道具を使わず手のひらで打ちます!

さらに特徴的なのが、打った際バッターボックスから4.5メートル以上は飛ばさないとアウト。

さらにさらにホームランフェンス(18メートル)をノーバウンドで超えてもアウト。

しかもファウルボールを打ってしまってもアウト。

つまりフィールド内にバウンドさせる事でその打球は有効になるという事です。

ん?じゃあ特大ホームランみたいなド派手なプレーが見れないんじゃ?

とお思いのあなた!

5人制野球(ベースボール5)はかなりスピーディーでや従来の野球とは違った派手さ華やかさがあります!

1度動画をご覧ください!

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